ユーザーガイド(IX): Visual Electricで多視点イラストをマスターする

Oliver
Lyson
· 2023/12/25

はじめに

アニメーション愛好家の皆さん、おかえりなさい!前回のガイドでカバーしたリギングとリターゲティングを習得した方は、次のエキサイティングな章に進む準備ができています。ここでは、3DモデルとMidjourneyで生成された高品質な背景を使用して、多視点イラストビューを作成する芸術に挑戦します。これには、Visual ElectricComfyUI/WebUI with ControlNet、そして従来のPhotoshopのGenerative Fillという3つの主要な方法があります。このチュートリアルでは、Visual Electricを例として取り上げます。

Visual Electric

Visual Electricは、空白のキャンバス上で画像をブレンドして再描画できるオンラインツールです。その使い方を説明します。

  1. まず画像をアップロードします。キャラクター画像を選択し、右側の「Remove Background」をクリックすると、キャラクターが自動的に抽出され、不要な背景が削除されます。
  2. キャラクターを背景画像の手前に移動させます。キャラクターの位置とサイズを調整します。背景の裏にある場合は、キーボードショートカット「[」または「]」を使用してレイヤーの順序を変更します。
  3. 背景とキャラクターの両方を選択し、右側の「Collage」をクリックします。「Creativity」設定を調整します(値を低くするほど元の画像に近くなります)。「Photography」ではブレンドスタイルを選択でき、「colors」ではブレンドに使用する色を指定できます(複数選択可能)。
  4. ⚡️稲妻ボタンをクリックして画像を生成します。

元の画像:

Creativity値が異なるコラージュ結果の比較:

0%
10%
20%
50%

Creativity設定が低い場合でも、画質が向上しています。

画質を向上させたい場合は、以前に紹介したアップスケールツールMagnific AIを使用できます。「Optimized for 3D Render」を選択します(もちろん、他の設定を試しても構いません)。画像を2倍に拡大すると、以下の画像のように細部が大幅に強化されていることがわかります。

Tripo AIを探索し、私たちのメディアプラットフォームにご参加ください。

原文: https://medium.com/@thegodtripo/ultimate-tripo-ai-guide-ix-combining-with-visual-electric-89df5d60b1e8

Lyson(Twitter@lyson_ober)によって執筆、Oliverによって編集

Advancing 3D generation to new heights

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